与えられた問題は、極限の計算、関数の微分、連続性の判定など、微分積分の基礎的な内容を問うものです。具体的には、以下の問題が含まれています。 1. 極限の計算(2問)
2025/6/27
1. 問題の内容
与えられた問題は、極限の計算、関数の微分、連続性の判定など、微分積分の基礎的な内容を問うものです。具体的には、以下の問題が含まれています。
1. 極限の計算(2問)
2. 関数の極限計算(場合分けあり)
3. 極限の計算(三角関数を含む)
4. 関数の微分(2問)
5. 関数の微分(2問)
6. 関数の微分(逆関数を含む)
7. 関数の連続性の判定(パラメータを含む)
8. 関数の連続性、微分可能性の判定(場合分けされた関数)
9. 関数の滑らかさの証明
2. 解き方の手順
**
1. 極限の計算**
(1)
が3に近づくとき、分子は3に近づき、分母は0に近づきます。は常に正なので、 で となり、となります。
(2)
分子と分母をで割ると、となります。のときなので、となります。
**
2. 関数の極限計算**
のとき、 なので 。よって、。したがって、。
のとき、 なので 。よって、。したがって、。
**
3. 極限の計算(三角関数を含む)**
なので、。
なので、。のとき、なので、。
**
4. 関数の微分**
(1)
積の微分法より、。
(2)
商の微分法より、。
**
5. 関数の微分**
(1)
合成関数の微分法より、。
(2)
。
**
6. 関数の微分(逆関数を含む)**
。
**
7. 関数の連続性の判定**
()
(1) が で連続であるためには、 が存在し、 と一致する必要があります。
が存在するためには、 で分子が0になる必要があります。つまり、。よって、。
(2) のとき、 ()。
したがって、とすれば、は連続関数になります。
**
8. 関数の連続性、微分可能性の判定**
(1) 。また、なので、。よって、はで連続です。
(2) 。
。
左右の極限が一致するので、。よって、はで微分可能です。
**
9. 関数の滑らかさの証明**
が 級関数であることを示す。
このように、 の導関数は, , , のいずれかであり、これらは全て連続関数です。したがって、 は無限回微分可能であり、 級関数です。