まず、公式16.2がどのようなものかを確認する必要がある。公式16.2が、
∫a2−x2dx=2xa2−x2+2a2sin−1ax+C ∫x2+a2dx=2xx2+a2+2a2sinh−1ax+C であると仮定して解きます。
(1) ∫9−x2dx=∫32−x2dx 公式16.2を用いて、a=3とすると、 ∫32−x2dx=2x32−x2+232sin−13x+C =2x9−x2+29sin−13x+C (2) ∫x2+5dx=∫x2+(5)2dx 公式16.2を用いて、a=5とすると、 ∫x2+(5)2dx=2xx2+(5)2+2(5)2sinh−15x+C =2xx2+5+25sinh−15x+C