まず、平均値xˉを求める。次に、(x−xˉ)2の合計を利用して分散を求める。 表より、生徒A,B,C,D,Eの得点はそれぞれ6, 7, 4, 5, aである。また、偏差の二乗はそれぞれ1, 4, b, c, dである。
平均値の定義より、
xˉ=56+7+4+5+a=522+a 偏差の二乗の合計は、
∑i=15(xi−xˉ)2=1+4+b+c+d 分散の定義より、
s2=51∑i=15(xi−xˉ)2=51(1+4+b+c+d) しかし、現時点ではa, b, c, dの値が不明であるため、分散を直接計算することはできない。
平均値との関係式を考える。
(6−xˉ)2=1 (7−xˉ)2=4 (4−xˉ)2=b (5−xˉ)2=c (a−xˉ)2=d (6−xˉ)2=1より 6−xˉ=±1, よって xˉ=5 または xˉ=7 (7−xˉ)2=4より 7−xˉ=±2, よって xˉ=5 または xˉ=9 両方を満たすのはxˉ=5のみ したがって、xˉ=5 xˉ=522+a=5 22+a=25 b = (4−5)2=1 c = (5−5)2=0 d = (3−5)2=4 分散 s2=51(1+4+1+0+4)=510=2