一定量の気体の状態変化に関する問題です。初期状態は圧力 $P_1 = 1.0 \times 10^5 Pa$, 温度 $T_1 = 300 K$, 体積 $V_1 = 15 m^3$です。変化後の状態は、温度 $T_2 = 400 K$, 体積 $V_2 = 10 m^3$です。変化後の圧力 $P_2$ をPa単位で求め、有効数字2桁で答えます。$P_2 = (1) \times 10^{(2)} Pa$ の形式で解答します。

応用数学物理気体の状態方程式物理量計算
2025/3/31

1. 問題の内容

一定量の気体の状態変化に関する問題です。初期状態は圧力 P1=1.0×105PaP_1 = 1.0 \times 10^5 Pa, 温度 T1=300KT_1 = 300 K, 体積 V1=15m3V_1 = 15 m^3です。変化後の状態は、温度 T2=400KT_2 = 400 K, 体積 V2=10m3V_2 = 10 m^3です。変化後の圧力 P2P_2 をPa単位で求め、有効数字2桁で答えます。P2=(1)×10(2)PaP_2 = (1) \times 10^{(2)} Pa の形式で解答します。

2. 解き方の手順

一定量の気体なので、状態方程式 PV=nRTPV=nRT より、PVT\frac{PV}{T} が一定となります。したがって、
\frac{P_1 V_1}{T_1} = \frac{P_2 V_2}{T_2}
が成り立ちます。これに与えられた値を代入して、P2P_2 について解きます。
\frac{1.0 \times 10^5 Pa \times 15 m^3}{300 K} = \frac{P_2 \times 10 m^3}{400 K}
P_2 = \frac{1.0 \times 10^5 Pa \times 15 m^3 \times 400 K}{300 K \times 10 m^3}
P_2 = \frac{1.0 \times 10^5 \times 15 \times 400}{300 \times 10} Pa
P_2 = \frac{1.0 \times 10^5 \times 15 \times 4}{30} Pa
P_2 = \frac{1.0 \times 10^5 \times 2}{1} Pa
P_2 = 2.0 \times 10^5 Pa
P2P_2 を有効数字2桁で表すと、2.0×105Pa2.0 \times 10^5 Paとなります。よって、(1) = 2.0、(2) = 5となります。

3. 最終的な答え

(1) = 2.0
(2) = 5

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