与えられたx-tグラフから、以下の2つの値を求める問題です。 (1) t = 4.0秒から7.0秒の間の平均の速度 (2) t = 4.0秒における瞬間の速度

応用数学物理運動速度グラフ
2025/5/19

1. 問題の内容

与えられたx-tグラフから、以下の2つの値を求める問題です。
(1) t = 4.0秒から7.0秒の間の平均の速度
(2) t = 4.0秒における瞬間の速度

2. 解き方の手順

(1) 平均の速度を求める。
平均の速度は、ある時間間隔における位置の変化量を、その時間間隔で割ったものです。
グラフから、t = 4.0秒での位置 x1x_1 と t = 7.0秒での位置 x2x_2 を読み取ります。
x1=12mx_1 = 12 m
x2=0mx_2 = 0 m
時間間隔 Δt=7.0s4.0s=3.0s\Delta t = 7.0 s - 4.0 s = 3.0 s
平均の速度 vavg=x2x1Δtv_{avg} = \frac{x_2 - x_1}{\Delta t}
vavg=0m12m3.0s=4m/sv_{avg} = \frac{0 m - 12 m}{3.0 s} = -4 m/s
(2) 瞬間の速度を求める。
瞬間の速度は、x-tグラフにおけるその点での接線の傾きです。
t = 4.0秒における接線がグラフに描かれているので、この接線の傾きを計算します。
接線が(4.0, 12)を通っていて、t=6t=6のときにx=0x=0を通っているように見えます。
従って
v=01264=122=6m/sv = \frac{0-12}{6-4}= \frac{-12}{2}= -6 m/s

3. 最終的な答え

(1) t = 4.0秒から7.0秒の間の平均の速度: -4 m/s
(2) t = 4.0秒における瞬間の速度: -6 m/s

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