船が絶壁に向かって10m/sで進んでいます。船が汽笛を鳴らしたところ、4.0秒後に反射音が聞こえました。音速を340m/sとしたとき、反射音を聞いた場所から絶壁までの距離を有効数字3桁で求めなさい。

応用数学物理速度距離音速方程式
2025/3/31
## 解答

1. 問題の内容

船が絶壁に向かって10m/sで進んでいます。船が汽笛を鳴らしたところ、4.0秒後に反射音が聞こえました。音速を340m/sとしたとき、反射音を聞いた場所から絶壁までの距離を有効数字3桁で求めなさい。

2. 解き方の手順

* 汽笛を鳴らしたときの船と絶壁の距離を LL とします。
* 音が絶壁に届くまでの時間を t1t_1 とすると、 t1=L340t_1 = \frac{L}{340} となります。
* この間に船は 10t110t_1 だけ進むので、反射されたときの船と絶壁の距離は L10t1L - 10t_1 となります。
* 反射音が船に届くまでの時間を t2t_2 とすると、t2=L10t1340t_2 = \frac{L - 10t_1}{340} となります。
* 反射音が聞こえるまでの時間 4.04.0 秒は t1+t2t_1 + t_2 に等しいので、t1+t2=4.0t_1 + t_2 = 4.0 という式が成り立ちます。
t1t_1t2t_2 をそれぞれ代入して、LL について解きます。
L340+L10L340340=4.0\frac{L}{340} + \frac{L - 10 \cdot \frac{L}{340}}{340} = 4.0
L340+L34010L3402=4.0\frac{L}{340} + \frac{L}{340} - \frac{10L}{340^2} = 4.0
2L34010L3402=4.0\frac{2L}{340} - \frac{10L}{340^2} = 4.0
2L34010L=4.034022L \cdot 340 - 10L = 4.0 \cdot 340^2
680L10L=462400680L - 10L = 462400
670L=462400670L = 462400
L=462400670690.149L = \frac{462400}{670} \approx 690.149
有効数字3桁で表すと690となります。

3. 最終的な答え

690 m

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