2桁の整数があり、その整数の十の位と一の位の数を入れ替えてできる数を、もとの整数から引くといくつになるか。ただし、もとの整数の十の位の数は、一の位の数より大きいものとする。

代数学整数代数倍数文字式
2025/7/1

1. 問題の内容

2桁の整数があり、その整数の十の位と一の位の数を入れ替えてできる数を、もとの整数から引くといくつになるか。ただし、もとの整数の十の位の数は、一の位の数より大きいものとする。

2. 解き方の手順

2桁の整数を 10a+b10a + b と表す。ただし、aa は十の位の数、bb は一の位の数であり、a>ba > b である。
十の位と一の位を入れ替えた整数は 10b+a10b + a と表せる。
もとの整数から入れ替えた整数を引くと、
(10a+b)(10b+a) (10a + b) - (10b + a)
=10a+b10ba = 10a + b - 10b - a
=9a9b = 9a - 9b
=9(ab) = 9(a - b)
aabb は整数で、a>ba > b なので、aba - b は正の整数である。また、 aabb はそれぞれ0から9までの整数である。aba - b の最小値は1であり、最大値は9である。
したがって、9(ab)9(a - b) は9の倍数である。問題文からは具体的な数値は求められない。ただし、必ず9の倍数になることがわかる。

3. 最終的な答え

9の倍数

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