外積 a∧b の大きさは、ベクトル a と b が作る平行四辺形の面積に等しいです。図2において、ベクトル a と b が作る平行四辺形は OAVB です。 平行四辺形OAVBの面積は、長方形 OPUB の面積から、三角形 OPQ, 三角形 QRA, 三角形 AUB, 三角形 OBT の面積を引くことで求められます。
図から、ベクトル a の成分は a=(a1a2)、ベクトル b の成分は b=(b1b2) とわかります。 長方形OPUBの面積は、a1b2 です。 三角形 OPQ の面積は 21a2b1 です。 三角形 QRA の面積は 21(a1−b1)(b2−a2)=21(a1b2−a1a2−b1b2+b1a2)です。 三角形 AUB の面積は 21a1a2 です。 三角形 OBT の面積は 21a2b1 です。 したがって、平行四辺形OAVBの面積は
a1b2−21a2b1−21(a1b2−a1a2−b1b2+b1a2)−21a1a2−21a2b1 =a1b2−a2b1