まず、2つの円の方程式を変形します。
円1:x2+y2=1 円2:(x−a)2+(y−3)2=16−a2 2つの円が異なる2点で交わる条件は、2つの円の中心間の距離が、2つの円の半径の和と差の間にあることです。
円1の中心は(0, 0)で半径は1、円2の中心は(a, 3)で半径は16−a2 です。 中心間の距離dは、d=(a−0)2+(3−0)2=a2+9 です。 したがって、
∣1−16−a2∣<a2+9<1+16−a2 かつ 16−a2>0 が必要です。つまり a<4 です。 まず、a2+9<1+16−a2 を解きます。 a2+9−1<16−a2 両辺を2乗して、a2+9−2a2+9+1<16−a2 2a2−6<2a2+9 a2−3<a2+9 両辺を2乗して、a4−6a2+9<a2+9 a4−7a2<0 a2(a2−7)<0 0<a<7 次に、∣1−16−a2∣<a2+9 を解きます。 16−a2−1<a2+9 または 1−16−a2<a2+9 1−16−a2<a2+9 はa2+9+16−a2>1 となりますが、これは常に成り立ちます。 16−a2−1<a2+9 と同値であることは既に示されています。 したがって、0<a<7 が条件となります。 線分ABの長さを求めるには、2つの円の交点を通る直線の方程式を考えます。
(x2+y2−1)−(x2+y2−2ax−6y+a2−7)=0 2ax+6y−a2+6=0 y=−3ax+6a2−6 この直線と円 x2+y2=1 の交点がA, Bなので、弦ABの長さが最大となるのは、この直線が円の中心(0, 0)を通るときです。 つまり、6a2−6=0 0<a<7を満たしています。