灰色と白色のタイルを使って正方形を作る。n番目の正方形の一辺にはn個のタイルが並んでいる。灰色のタイルが221個であるとき、何番目の正方形か。

算数規則性方程式整数
2025/7/5

1. 問題の内容

灰色と白色のタイルを使って正方形を作る。n番目の正方形の一辺にはn個のタイルが並んでいる。灰色のタイルが221個であるとき、何番目の正方形か。

2. 解き方の手順

まず、偶数番目(2k番目)と奇数番目(2k-1番目)で場合分けして考える。
* 偶数番目(2k番目)の場合、正方形のタイル全体の数は(2k)2=4k2(2k)^2 = 4k^2個である。灰色と白色のタイルは同数なので、灰色のタイルの数は4k22=2k2\frac{4k^2}{2} = 2k^2個である。
* 奇数番目(2k-1番目)の場合、正方形のタイル全体の数は(2k1)2=4k24k+1(2k-1)^2 = 4k^2 - 4k + 1個である。灰色のタイルは白色のタイルより1個多いので、灰色のタイルの数は(4k24k+1)+12=2k22k+1\frac{(4k^2 - 4k + 1) + 1}{2} = 2k^2 - 2k + 1個である。
灰色のタイルが221個であることから、
* 偶数番目の場合、2k2=2212k^2 = 221
* 奇数番目の場合、2k22k+1=2212k^2 - 2k + 1 = 221
2k2=2212k^2 = 221 は、kが自然数にならないので不適である。
2k22k+1=2212k^2 - 2k + 1 = 221 を解くと、
2k22k220=02k^2 - 2k - 220 = 0
k2k110=0k^2 - k - 110 = 0
(k11)(k+10)=0(k - 11)(k + 10) = 0
k=11k = 11 または k=10k = -10
kは自然数なので、k=11k = 11
よって、2k-1番目の正方形、すなわち2×111=212 \times 11 - 1 = 21番目の正方形である。

3. 最終的な答え

21番目

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