与えられた5つの数の式をそれぞれ簡単にし、分母に根号を含まない形にすること(有理化)が求められています。

算数有理化根号平方根の計算
2025/7/5

1. 問題の内容

与えられた5つの数の式をそれぞれ簡単にし、分母に根号を含まない形にすること(有理化)が求められています。

2. 解き方の手順

(1) 35\frac{3}{\sqrt{5}}
分母と分子に5\sqrt{5}を掛けて有理化します。
35=3×55×5=355\frac{3}{\sqrt{5}} = \frac{3 \times \sqrt{5}}{\sqrt{5} \times \sqrt{5}} = \frac{3\sqrt{5}}{5}
(2) 418\frac{4}{\sqrt{18}}
18\sqrt{18} を簡単にします。18=9×2=32\sqrt{18} = \sqrt{9 \times 2} = 3\sqrt{2} なので、
418=432\frac{4}{\sqrt{18}} = \frac{4}{3\sqrt{2}}
分母と分子に2\sqrt{2}を掛けて有理化します。
432=4×232×2=423×2=426=223\frac{4}{3\sqrt{2}} = \frac{4 \times \sqrt{2}}{3\sqrt{2} \times \sqrt{2}} = \frac{4\sqrt{2}}{3 \times 2} = \frac{4\sqrt{2}}{6} = \frac{2\sqrt{2}}{3}
(4) 372\frac{3}{\sqrt{7} - 2}
分母の共役である7+2\sqrt{7} + 2を分母と分子に掛けて有理化します。
372=3×(7+2)(72)(7+2)=3(7+2)74=3(7+2)3=7+2\frac{3}{\sqrt{7} - 2} = \frac{3 \times (\sqrt{7} + 2)}{(\sqrt{7} - 2)(\sqrt{7} + 2)} = \frac{3(\sqrt{7} + 2)}{7 - 4} = \frac{3(\sqrt{7} + 2)}{3} = \sqrt{7} + 2
(5) 838+3\frac{\sqrt{8} - \sqrt{3}}{\sqrt{8} + \sqrt{3}}
分母の共役である83\sqrt{8} - \sqrt{3}を分母と分子に掛けて有理化します。
838+3=(83)(83)(8+3)(83)=(83)283=(8)2283+(3)25=8224+35=1124×65=112×265=11465\frac{\sqrt{8} - \sqrt{3}}{\sqrt{8} + \sqrt{3}} = \frac{(\sqrt{8} - \sqrt{3})(\sqrt{8} - \sqrt{3})}{(\sqrt{8} + \sqrt{3})(\sqrt{8} - \sqrt{3})} = \frac{(\sqrt{8} - \sqrt{3})^2}{8 - 3} = \frac{(\sqrt{8})^2 - 2\sqrt{8}\sqrt{3} + (\sqrt{3})^2}{5} = \frac{8 - 2\sqrt{24} + 3}{5} = \frac{11 - 2\sqrt{4 \times 6}}{5} = \frac{11 - 2 \times 2\sqrt{6}}{5} = \frac{11 - 4\sqrt{6}}{5}

3. 最終的な答え

(1) 355\frac{3\sqrt{5}}{5}
(2) 223\frac{2\sqrt{2}}{3}
(4) 7+2\sqrt{7} + 2
(5) 11465\frac{11 - 4\sqrt{6}}{5}

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