1. 問題の内容
120以下の正の整数のうち、3の倍数であるが、2の倍数でも5の倍数でもないものは何個あるか求める。
2. 解き方の手順
まず、120以下の3の倍数の個数を求める。
なので、3の倍数は40個ある。
次に、120以下の3の倍数であって、かつ2の倍数であるものの個数を求める。これは、120以下の6の倍数の個数を求めることと同じである。
なので、6の倍数は20個ある。
次に、120以下の3の倍数であって、かつ5の倍数であるものの個数を求める。これは、120以下の15の倍数の個数を求めることと同じである。
なので、15の倍数は8個ある。
次に、120以下の3の倍数であって、かつ2の倍数でもあり、かつ5の倍数でもあるものの個数を求める。これは、120以下の30の倍数の個数を求めることと同じである。
なので、30の倍数は4個ある。
求める個数は、3の倍数の個数から、3の倍数かつ2の倍数の個数と、3の倍数かつ5の倍数の個数を引いたものに、3の倍数かつ2の倍数かつ5の倍数の個数を足したものである(包除原理)。
3. 最終的な答え
16 個