赤、白、青の札がそれぞれ1から5までの数字で5枚ずつあり、各色から1枚ずつ札を引く。 (1) 3枚とも同じ数字を引く確率 (2) 数字の和が5になる確率 (3) 3枚とも異なる数字を引く確率 (4) 1の札を2枚だけ引く確率

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数
2025/7/11

1. 問題の内容

赤、白、青の札がそれぞれ1から5までの数字で5枚ずつあり、各色から1枚ずつ札を引く。
(1) 3枚とも同じ数字を引く確率
(2) 数字の和が5になる確率
(3) 3枚とも異なる数字を引く確率
(4) 1の札を2枚だけ引く確率

2. 解き方の手順

全事象は、5×5×5=1255 \times 5 \times 5 = 125通り
(1) 3枚とも同じ数字を引く場合
同じ数字の組み合わせは、(1,1,1),(2,2,2),(3,3,3),(4,4,4),(5,5,5)の5通り。
よって確率は、5125=125\frac{5}{125} = \frac{1}{25}
(2) 数字の和が5になる場合
和が5になる組み合わせは、以下の通り。
(1,1,3)とその並び替え3通り
(1,2,2)とその並び替え3通り
(1,3,1)は(1,1,3)に含まれる
(2,1,2)は(1,2,2)に含まれる
(2,2,1)は(1,2,2)に含まれる
(3,1,1)は(1,1,3)に含まれる
(1,1,3)の並び替えは3通り。
(1,2,2)の並び替えは3通り。
よって合計6通り。
確率は、6125\frac{6}{125}
(3) 3枚とも異なる数字を引く場合
1枚目の選び方は5通り
2枚目の選び方は、1枚目と異なる4通り
3枚目の選び方は、1,2枚目と異なる3通り
よって5×4×3=605 \times 4 \times 3 = 60通り
確率は、60125=1225\frac{60}{125} = \frac{12}{25}
(4) 1の札を2枚だけ引く場合
(1,1,x)の形である。ただし、xは1以外の2,3,4,5のいずれか。
1の札を引く色の組み合わせは3通りある(赤白、赤青、白青)
xの選び方は4通り
よって3×4=123 \times 4 = 12通り
確率は、12125\frac{12}{125}

3. 最終的な答え

(1) 125\frac{1}{25}
(2) 6125\frac{6}{125}
(3) 1225\frac{12}{25}
(4) 12125\frac{12}{125}

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