あるオフィスビルに通勤している150人に、そのビルに入店しているレストランPについて聞いたところ、ランチを食べたことがある人が48人、そのうちディナーも食べたことがある人が23人いた。ランチもディナーも食べたことがない人が89人だったとき、ディナーを食べたことがある人は何人であるかを求める問題です。

確率論・統計学集合ベン図人数
2025/7/13

1. 問題の内容

あるオフィスビルに通勤している150人に、そのビルに入店しているレストランPについて聞いたところ、ランチを食べたことがある人が48人、そのうちディナーも食べたことがある人が23人いた。ランチもディナーも食べたことがない人が89人だったとき、ディナーを食べたことがある人は何人であるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、全体からランチもディナーも食べたことがない人の数を引いて、ランチかディナーのどちらか、または両方を食べたことがある人の数を求めます。
15089=61150 - 89 = 61
ランチかディナーのどちらか、または両方を食べたことがある人は61人です。
次に、ランチを食べたことがある人の数とディナーを食べたことがある人の数を足すと、ランチとディナーの両方を食べたことがある人の数を2回数えることになります。そのため、ランチを食べたことがある人とディナーを食べたことがある人の数の合計から、ランチかディナーのどちらか、または両方を食べたことがある人の数を引くと、ランチとディナーの両方を食べたことがない人の数を求めることができます。
(ランチを食べた人数)+(ディナーを食べた人数)(ランチかディナーを食べた人数)=(両方を食べた人数) (\text{ランチを食べた人数}) + (\text{ディナーを食べた人数}) - (\text{ランチかディナーを食べた人数}) = (\text{両方を食べた人数})
48+(ディナーを食べた人数)61=2348 + (\text{ディナーを食べた人数}) - 61 = 23
上記の式を変形して、ディナーを食べたことがある人の数を求めます。
(ディナーを食べた人数)=2348+61(\text{ディナーを食べた人数}) = 23 - 48 + 61
(ディナーを食べた人数)=36(\text{ディナーを食べた人数}) = 36

3. 最終的な答え

ディナーを食べたことがある人は36人です。

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