50から100までの番号札が1枚ずつあるとき、その番号が以下の条件を満たす確率を求める問題です。 (1) 3の倍数である確率 (2) 7の倍数である確率 (3) 3の倍数または7の倍数である確率 (4) 3の倍数でも7の倍数でもない確率

確率論・統計学確率倍数排反事象集合
2025/7/13

1. 問題の内容

50から100までの番号札が1枚ずつあるとき、その番号が以下の条件を満たす確率を求める問題です。
(1) 3の倍数である確率
(2) 7の倍数である確率
(3) 3の倍数または7の倍数である確率
(4) 3の倍数でも7の倍数でもない確率

2. 解き方の手順

まず、50から100までの整数の個数を求めます。
10050+1=51100 - 50 + 1 = 51
(1) 3の倍数である確率
50から100までの3の倍数を数えます。
最小の3の倍数は51 (3×173 \times 17)、最大の3の倍数は99 (3×333 \times 33)なので、
3の倍数の個数は、3317+1=1733 - 17 + 1 = 17
したがって、確率は 17/51=1/317/51 = 1/3
(2) 7の倍数である確率
50から100までの7の倍数を数えます。
最小の7の倍数は56 (7×87 \times 8)、最大の7の倍数は98 (7×147 \times 14)なので、
7の倍数の個数は、148+1=714 - 8 + 1 = 7
したがって、確率は 7/517/51
(3) 3の倍数または7の倍数である確率
3の倍数の個数は17個、7の倍数の個数は7個です。
3と7の公倍数(21の倍数)を数えます。
最小の21の倍数は63 (21×321 \times 3)、最大の21の倍数は84 (21×421 \times 4)なので、
21の倍数の個数は、43+1=24 - 3 + 1 = 2
3の倍数または7の倍数である数は、17+72=2217 + 7 - 2 = 22
したがって、確率は 22/5122/51
(4) 3の倍数でも7の倍数でもない確率
3の倍数または7の倍数である確率は22/5122/51なので、
3の倍数でも7の倍数でもない確率は 122/51=29/511 - 22/51 = 29/51

3. 最終的な答え

(1) 3の倍数である確率:1/3
(2) 7の倍数である確率:7/51
(3) 3の倍数または7の倍数である確率:22/51
(4) 3の倍数でも7の倍数でもない確率:29/51

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