問題9: 男子5人と女子3人のメンバーから部長と副部長を選ぶとき、両方とも女子になる確率を求める。 問題10: 5本のくじの中に3本の当たりがある。Aが引き、次にBが引くとき、AとBのどちらか一方だけが当たる確率を求める。ただし、引いたくじは戻さない。

確率論・統計学確率組み合わせ事象
2025/7/14

1. 問題の内容

問題9: 男子5人と女子3人のメンバーから部長と副部長を選ぶとき、両方とも女子になる確率を求める。
問題10: 5本のくじの中に3本の当たりがある。Aが引き、次にBが引くとき、AとBのどちらか一方だけが当たる確率を求める。ただし、引いたくじは戻さない。

2. 解き方の手順

問題9:
まず、部長の選び方は8通りあり、その各々に対して副部長の選び方は7通りあるので、部長と副部長の選び方の総数は 8×7=568 \times 7 = 56 通りである。
次に、部長と副部長が両方とも女子である選び方を考える。部長が女子である選び方は3通りあり、その各々に対して副部長が女子である選び方は2通りあるので、両方とも女子である選び方は 3×2=63 \times 2 = 6 通りである。
したがって、求める確率は 656=328\frac{6}{56} = \frac{3}{28} となる。
問題10:
Aが当たってBが外れる場合と、Aが外れてBが当たる場合に分けて考える。
Aが当たる確率は 35\frac{3}{5} である。Aが当たった後、残りのくじは4本で、当たりくじは2本、外れくじは2本なので、Bが外れる確率は 24=12\frac{2}{4} = \frac{1}{2} である。したがって、Aが当たってBが外れる確率は 35×12=310\frac{3}{5} \times \frac{1}{2} = \frac{3}{10} である。
Aが外れる確率は 25\frac{2}{5} である。Aが外れた後、残りのくじは4本で、当たりくじは3本、外れくじは1本なので、Bが当たる確率は 34\frac{3}{4} である。したがって、Aが外れてBが当たる確率は 25×34=620=310\frac{2}{5} \times \frac{3}{4} = \frac{6}{20} = \frac{3}{10} である。
求める確率は、Aが当たってBが外れる場合と、Aが外れてBが当たる場合を足し合わせたものなので、 310+310=610=35\frac{3}{10} + \frac{3}{10} = \frac{6}{10} = \frac{3}{5} となる。

3. 最終的な答え

問題9: 328\frac{3}{28}
問題10: 35\frac{3}{5}

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