(1) 300の正の約数の個数を求める。
まず、300を素因数分解する。
300=22×31×52 約数の個数は、各素因数の指数に1を足して掛け合わせたものになる。
(2+1)(1+1)(2+1)=3×2×3=18 したがって、300の正の約数は18個である。
(2) 10円玉1枚、50円玉2枚、500円玉1枚を使って払える金額の組み合わせを求める。
10円玉の使い方は、0枚または1枚の2通り。
50円玉の使い方は、0枚、1枚、2枚の3通り。
500円玉の使い方は、0枚または1枚の2通り。
これらの組み合わせの総数は 2×3×2=12 通り。 ただし、0円の場合(すべて0枚)を除くので、12−1=11 通り。 金額の重複がないかを確認する。
10円玉、50円玉、500円玉をそれぞれ x,y,z 枚使うとすると、払える金額は 10x+50y+500z 円。 x∈{0,1}, y∈{0,1,2}, z∈{0,1} 例えば、
10×1+50×0+500×0=10 10×0+50×1+500×0=50 10×0+50×2+500×0=100 10×0+50×0+500×1=500 10×1+50×1+500×0=60 10×1+50×2+500×0=110 10×1+50×0+500×1=510 10×1+50×1+500×1=560 10×1+50×2+500×1=610 10×0+50×1+500×1=550 10×0+50×2+500×1=600 異なる金額は11通りある。