## 問題の内容
を満たす定数 がある。関数 のグラフを とする。 上の点 における の接線を とする。 の の部分と 軸および 軸で囲まれた図形の面積を とし、 と および直線 で囲まれた図形の面積を とする。
(1) を を用いて表せ。また、 の方程式を を用いて表せ。
(2) を を用いて表せ。また、 を を用いて表せ。
(3) が の範囲で変化するとき、 の最小値を求めよ。また、そのときの の値を求めよ。
## 解き方の手順
(1) まず、 を展開し、 を求める。その後、 を計算する。
次に、点 における接線 の方程式を求める。接線の傾きは である。よって、 の方程式は、
(2) を求める。 は、 における の定積分(絶対値)である。 において であるから、
次に、 を求める。 は、 と で囲まれた領域の の部分と、直線 で囲まれた領域の面積である。
とおくと
(3) の最小値を求める。
とおく
を解くと、
であるから、
のとき、 は最小値を取る。
この時の具体的な値は重要ではない。重要なのは最小値を取るの値である。
## 最終的な答え
(1) ,
(2) ,
(3) の最小値を取る の値は