まず「エ」を求めるために、グラフからaの値を読み取ります。グラフを見ると、x=0のとき、y軸との交点であるaの値はおよそ2.8程度であることがわかります。選択肢はありませんが、関数 y=2sinx+2cosxにおいて、x=0を代入すると、y=2となります。さらに、この関数の最大値を求めると、合成によりy=22sin(x+4π)となることがわかります。したがって、aは22となります。 次に「オ」を求めるために、三角関数の合成を行います。
y=2sinx+2cosx=bsin(x+c)の形に変形します。 b=22+22=8=22 cosc=222=21 sinc=222=21 したがって、c=4πです。 よって、b=22, c=4πとなる選択肢を探すと、選択肢の中に存在しないので、問題文から合成後の式を考えるのではなく、aが22であることを使うと、関数はy=2sinx+2cosx=22sin(x+4π)となります。 次に、関数 y=−2sinx−2cosxを合成して「カ」を求めます。 y=−2sinx−2cosx=−2(sinx+cosx) y=−22sin(x+4π)=22sin(x+4π+π) y=−22sin(x+4π)=−22sin(x+4π) 選択肢から、これが当てはまるものを探すと①となります。