一辺の長さが4cmの正三角形を底面とし、高さが9cmの正三角錐OABCがある。 (1) Aから辺BCに垂線AHを下ろすとき、線分AHの長さを求めよ。 (2) 三角形ABCの面積を求めよ。 (3) 正三角錐OABCの体積を求めよ。

幾何学正三角錐三平方の定理体積面積正三角形
2025/4/4
はい、承知しました。問題を解きます。

1. 問題の内容

一辺の長さが4cmの正三角形を底面とし、高さが9cmの正三角錐OABCがある。
(1) Aから辺BCに垂線AHを下ろすとき、線分AHの長さを求めよ。
(2) 三角形ABCの面積を求めよ。
(3) 正三角錐OABCの体積を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 線分AHの長さについて:
三角形ABCは正三角形なので、AHはAからBCに下ろした垂線であり、BCの中点Hに到達する。この時、三角形ABHは直角三角形である。したがって、三平方の定理を用いてAHの長さを求めることができる。
AH2+BH2=AB2AH^2 + BH^2 = AB^2
BH=BC/2=4/2=2BH = BC / 2 = 4 / 2 = 2 cm
AB=4AB = 4 cm
AH2+22=42AH^2 + 2^2 = 4^2
AH2=164=12AH^2 = 16 - 4 = 12
AH=12=23AH = \sqrt{12} = 2\sqrt{3} cm
(2) 三角形ABCの面積について:
三角形ABCは正三角形なので、面積は
面積=(1/2)×BC×AH=(1/2)×4×23=43面積 = (1/2) \times BC \times AH = (1/2) \times 4 \times 2\sqrt{3} = 4\sqrt{3} 平方cm
(3) 正三角錐OABCの体積について:
三角錐の体積は、V=(1/3)×底面積×高さV = (1/3) \times 底面積 \times 高さ で求められる。
底面積は三角形ABCの面積であり、434\sqrt{3} 平方cmである。高さは9cmである。
V=(1/3)×43×9=123V = (1/3) \times 4\sqrt{3} \times 9 = 12\sqrt{3} 立方cm

3. 最終的な答え

(1) 線分AHの長さは 232\sqrt{3} cm
(2) 三角形ABCの面積は 434\sqrt{3} 平方cm
(3) 正三角錐OABCの体積は 12312\sqrt{3} 立方cm

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