まず、cos2θ を sinθ を用いて表します。三角関数の恒等式 sin2θ+cos2θ=1 より、cos2θ=1−sin2θ となります。 これを元の式に代入すると、
y=1−sin2θ+2sinθ となります。
次に、sinθ=t とおきます。ここで −1≤t≤1 であることに注意してください。すると、 y=1−t2+2t となります。
これは、t の二次関数なので、平方完成を行います。 y=−(t2−2t)+1 y=−(t2−2t+(22)2)+(22)2+1 y=−(t−22)2+42+1 y=−(t−22)2+21+1 y=−(t−22)2+23 したがって、y=−(t−22)2+23 となります。 ここで、t=sinθ であり、−1≤t≤1 であることを考慮します。 t=22 のとき、y は最大値 23 をとります。これは、−1≤t≤1 の範囲に含まれています。 t=−1 のとき、y=−(−1−22)2+23=−(1+2+21)+23=−23−2+23=−2 t=1 のとき、y=−(1−22)2+23=−(1−2+21)+23=−23+2+23=2 y の最大値は t=22 のとき、23 です。 y の最小値は t=−1 のとき、−2 です。 問題文には最大値または最小値を求めるとしか書かれていないため、最大値と最小値の両方を答えることも可能です。