148をnで割った余りが4であることから、148=nq1+4 (q1は整数)と表せる。 同様に、245をnで割った余りが5であることから、245=nq2+5 (q2は整数)と表せる。 これらの式を変形すると、
nq1=148−4=144 nq2=245−5=240 したがって、nは144と240の公約数である。 また、148=nq1+4より、n>4であり、245=nq2+5より、n>5である。 144と240の最大公約数を求める。
144=24×32 240=24×3×5 よって、最大公約数は24×3=16×3=48 144と240の公約数は48の約数である。
48の約数を求める。
48=24×3なので、約数の個数は(4+1)(1+1)=5×2=10個 48の約数は、1, 2, 3, 4, 6, 8, 12, 16, 24, 48
この中で、n>5を満たすものは、6, 8, 12, 16, 24, 48 の6個である。