音葉さんは、1周2100mのウォーキングコースを一定の速さで歩きます。 (1) 音葉さんが分速 $x$ mで歩いたときにかかる時間を $y$ 分とするとき、$x$ と $y$ の関係を式で表します。 (2) 音葉さんがウォーキングコースを30分間で1周したときの分速と時速を求めます。

算数速さ距離時間比例と反比例
2025/7/26

1. 問題の内容

音葉さんは、1周2100mのウォーキングコースを一定の速さで歩きます。
(1) 音葉さんが分速 xx mで歩いたときにかかる時間を yy 分とするとき、xxyy の関係を式で表します。
(2) 音葉さんがウォーキングコースを30分間で1周したときの分速と時速を求めます。

2. 解き方の手順

(1)
距離、速さ、時間の関係は次の式で表されます。
距離 = 速さ × 時間
この問題では、距離は2100m、速さは分速 xx m、時間は yy 分なので、次の式が成り立ちます。
2100=x×y2100 = x \times y
yy について解くと、
y=2100xy = \frac{2100}{x}
(2)
30分間で2100m歩いたときの分速は、
分速 = 距離 ÷ 時間 = 2100÷30=702100 \div 30 = 70 m/分
時速を求めるために、まず分速を秒速に変換します。(しなくても良いが、わかりやすいように)
1分 = 60秒なので、
分速 70 m/分 = 秒速 7060=76\frac{70}{60} = \frac{7}{6} m/秒
1時間 = 3600秒なので、
時速 = 秒速 × 3600 = 76×3600=7×600=4200\frac{7}{6} \times 3600 = 7 \times 600 = 4200 m/時
1km = 1000mなので、
時速 = 4200÷1000=4.24200 \div 1000 = 4.2 km/時

3. 最終的な答え

(1) y=2100xy = \frac{2100}{x}
(2) 分速 70 m/分、時速 4.2 km/時