質量2.0kgの物体が、水平となす角が30°の斜面上で静止している。このとき、物体に働く斜面からの摩擦力の大きさを求める。重力加速度の大きさは$g = 9.8 \ m/s^2$とする。有効数字2桁で答える。

応用数学力学摩擦力三角関数物理
2025/3/11

1. 問題の内容

質量2.0kgの物体が、水平となす角が30°の斜面上で静止している。このとき、物体に働く斜面からの摩擦力の大きさを求める。重力加速度の大きさはg=9.8 m/s2g = 9.8 \ m/s^2とする。有効数字2桁で答える。

2. 解き方の手順

物体が静止しているため、力の釣り合いが成り立っている。
斜面方向下向きの力の成分は、重力の斜面方向成分である。これは mgsinθmg\sin\theta で表される。
ここで、mmは質量、ggは重力加速度、θ\thetaは斜面の角度である。
斜面方向上向きの力は、摩擦力ffである。
力の釣り合いより、f=mgsinθf = mg\sin\thetaが成り立つ。
与えられた値を代入して計算する。
f=2.0 kg×9.8 m/s2×sin30=2.0×9.8×0.5=9.8 Nf = 2.0 \ kg \times 9.8 \ m/s^2 \times \sin 30^\circ = 2.0 \times 9.8 \times 0.5 = 9.8 \ N
有効数字2桁で表すと、9.8 N となる。

3. 最終的な答え

9. 8 N

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