関数 $y = \frac{1}{3}x^3 - x^2 - 5x + 1$ について、$x=3$ における接線の方程式を求める問題です。

解析学微分接線導関数関数のグラフ
2025/4/5

1. 問題の内容

関数 y=13x3x25x+1y = \frac{1}{3}x^3 - x^2 - 5x + 1 について、x=3x=3 における接線の方程式を求める問題です。

2. 解き方の手順

ステップ1: 接点の yy 座標を求める。
x=3x=3 を元の関数に代入して、yy 座標を計算します。
y=13(3)3(3)25(3)+1=13(27)915+1=9915+1=14y = \frac{1}{3}(3)^3 - (3)^2 - 5(3) + 1 = \frac{1}{3}(27) - 9 - 15 + 1 = 9 - 9 - 15 + 1 = -14
したがって、接点の座標は (3,14)(3, -14) です。
ステップ2: 導関数を求める。
与えられた関数を xx で微分して、導関数を求めます。
y=ddx(13x3x25x+1)=x22x5y' = \frac{d}{dx}(\frac{1}{3}x^3 - x^2 - 5x + 1) = x^2 - 2x - 5
ステップ3: 接線の傾きを求める。
導関数に x=3x=3 を代入して、接線の傾きを計算します。
y(3)=(3)22(3)5=965=2y'(3) = (3)^2 - 2(3) - 5 = 9 - 6 - 5 = -2
したがって、接線の傾きは 2-2 です。
ステップ4: 接線の方程式を求める。
接点の座標 (3,14)(3, -14) と傾き 2-2 を用いて、接線の方程式を求めます。接線の方程式は一般的に yy1=m(xx1)y - y_1 = m(x - x_1) で表されます。ここで、(x1,y1)(x_1, y_1) は接点の座標、mm は傾きです。
y(14)=2(x3)y - (-14) = -2(x - 3)
y+14=2x+6y + 14 = -2x + 6
y=2x8y = -2x - 8

3. 最終的な答え

接線の方程式は y=2x8y = -2x - 8 です。

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