2桁の正の整数 $X$ がある。以下の情報ア、イに基づいて、$X$ が特定できるかどうかを判断する問題です。 ア：$X$ は6でも7でも割り切れる イ：$X$ の10の位の数は1の位の数の2倍である

1. 問題の内容

2桁の正の整数 $X$ がある。以下の情報ア、イに基づいて、$X$ が特定できるかどうかを判断する問題です。

ア：$X$ は6でも7でも割り切れる

イ：$X$ の10の位の数は1の位の数の2倍である

2. 解き方の手順

アの情報だけの場合：

6でも7でも割り切れるということは、$X$ は6と7の最小公倍数で割り切れるということです。6と7の最小公倍数は42なので、$X$ は42の倍数です。2桁の整数で42の倍数は42と84です。したがって、アの情報だけでは $X$ は42か84のどちらかであることしか分かりません。

イの情報だけの場合：

$X$ の10の位の数が1の位の数の2倍である2桁の整数を考えます。$X$ = 21, 42, 63, 84 です。したがって、イの情報だけでは $X$ を特定できません。

アとイの両方の情報がある場合：

アの情報から、$X$ は42か84のどちらかです。イの情報から、$X$ は21, 42, 63, 84のいずれかです。アとイの両方を満たす数は42と84です。しかし、$X$ が42と84のどちらであるか特定できません。

3. 最終的な答え

E アとイの両方があっても分からない