問題4:数直線上を動く点Pがあり、サイコロを2回投げたとき、偶数の目が出たら正の方向に、奇数の目が出たら負の方向に進む。 (1) 出た目が2と5のとき、点Pの位置を求めよ。 (2) 点Pが-1の位置に来るのは、サイコロの出た目がいくつといくつの時か、全て答えよ。
2025/8/7
1. 問題の内容
問題4:数直線上を動く点Pがあり、サイコロを2回投げたとき、偶数の目が出たら正の方向に、奇数の目が出たら負の方向に進む。
(1) 出た目が2と5のとき、点Pの位置を求めよ。
(2) 点Pが-1の位置に来るのは、サイコロの出た目がいくつといくつの時か、全て答えよ。
2. 解き方の手順
(1) 1回目のサイコロの目が2なので、点Pは正の方向に2進む。
2回目のサイコロの目が5なので、点Pは負の方向に5進む。
したがって、点Pの位置は、
となる。
(2) 1回目と2回目のサイコロの出た目をそれぞれととする。
点Pの位置は、とが偶数か奇数かで場合分けして考える。
- が偶数、が偶数のとき:となることはない(偶数+偶数 = 偶数)。
- が偶数、が奇数のとき:。となる。
- のとき、となり不適(サイコロの目は1~6)。
- のとき、。
- のとき、。
- が奇数、が偶数のとき:。となる。
- のとき、となり不適(サイコロの目は1~6)。
- のとき、。
- のとき、。
- が奇数、が奇数のとき:となることはない(奇数+奇数 = 偶数)。
したがって、点Pが-1の位置に来るのは、
(2, 3), (4, 5), (3, 2), (5, 4)のときである。
3. 最終的な答え
(1) -3
(2) (2, 3), (4, 5), (3, 2), (5, 4)