1. 問題の内容
500以上1000以下の整数について、以下の問いに答えます。
(1) 11の倍数でない整数は何個あるか。
(2) 11の倍数であるが、3の倍数でない整数は何個あるか。
2. 解き方の手順
(1) 11の倍数でない整数の個数を求める。
まず、500以上1000以下の整数の個数を求めます。
次に、500以上1000以下の11の倍数の個数を求めます。
最後に、500以上1000以下の整数の個数から11の倍数の個数を引けば、11の倍数でない整数の個数が求まります。
(2) 11の倍数であるが3の倍数でない整数の個数を求める。
まず、500以上1000以下の11の倍数の個数を求めます。
次に、500以上1000以下の11の倍数であり、かつ3の倍数である整数の個数を求めます。これは、11と3の最小公倍数である33の倍数の個数を求めればよいです。
最後に、500以上1000以下の11の倍数の個数から33の倍数の個数を引けば、11の倍数であるが3の倍数でない整数の個数が求まります。
(1)
500以上1000以下の整数の個数: 個
500以上1000以下の11の倍数の個数:
より、500以上で最初の11の倍数は
より、1000以下で最後の11の倍数は
したがって、11の倍数の個数は 個
11の倍数でない整数の個数: 個
(2)
500以上1000以下の11の倍数の個数は(1)より45個
500以上1000以下の33の倍数の個数:
より、500以上で最初の33の倍数は
より、1000以下で最後の33の倍数は
したがって、33の倍数の個数は 個
11の倍数であるが3の倍数でない整数の個数: 個
3. 最終的な答え
(1) 456個
(2) 30個