与えられたア~ウの記述について、正しいものには〇、正しくないものには×を答える。 ア:9の平方根は3だけである。 イ:$\frac{1}{\sqrt{10}}$ は $\frac{1}{3}$ より小さい。 ウ:無理数と無理数の積は必ず無理数になる。

算数平方根無理数有理数大小比較
2025/8/7

1. 問題の内容

与えられたア~ウの記述について、正しいものには〇、正しくないものには×を答える。
ア:9の平方根は3だけである。
イ:110\frac{1}{\sqrt{10}}13\frac{1}{3} より小さい。
ウ:無理数と無理数の積は必ず無理数になる。

2. 解き方の手順

ア:ある数 xx の平方根とは、x2x^2 ではなくて、xx のことです。
x2=9x^2 = 9 を満たす xx を探します。32=93^2 = 9 なので、x=3x = 3 は当てはまります。
しかし、(3)2=9(-3)^2 = 9 も満たすので、x=3x = -3 も当てはまります。
したがって、9の平方根は3と-3の2つです。
イ:110\frac{1}{\sqrt{10}}13\frac{1}{3} の大小を比較します。
まず、それぞれの分母を有理化する必要はありません。
110<13\frac{1}{\sqrt{10}} < \frac{1}{3} が成り立つかどうかを調べます。
逆数を取ると不等号の向きが変わるので、
10>3\sqrt{10} > 3 が成り立つかどうかを調べます。
10\sqrt{10} を2乗すると10, 3を2乗すると9です。
10>910 > 9 なので、10>3\sqrt{10} > 3 が成り立ちます。
したがって、110<13\frac{1}{\sqrt{10}} < \frac{1}{3} も成り立ちます。
ウ:無理数と無理数の積が必ず無理数になるかどうかを考えます。
無理数 2\sqrt{2}2\sqrt{2} の積は (2)×(2)=2(\sqrt{2}) \times (\sqrt{2}) = 2 となり、これは有理数です。
したがって、無理数と無理数の積は必ずしも無理数とは限りません。

3. 最終的な答え

ア:×
イ:〇
ウ:×

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