ハンバーガーショップAでは、1個100円のハンバーガーを600円分買うごとに1個無料でサービスします。 (1) 1200円買ったとき、何個サービスでハンバーガーをもらえるかを求めます。 (2) 金額とハンバーガーの個数の関係を表すグラフを1200円まで完成させます。 (3) サービスでもらった分を含めて100個のハンバーガーを持ち帰るには、いくら支払う必要があるかを求めます。

算数割合文章問題比例不等式
2025/4/6

1. 問題の内容

ハンバーガーショップAでは、1個100円のハンバーガーを600円分買うごとに1個無料でサービスします。
(1) 1200円買ったとき、何個サービスでハンバーガーをもらえるかを求めます。
(2) 金額とハンバーガーの個数の関係を表すグラフを1200円まで完成させます。
(3) サービスでもらった分を含めて100個のハンバーガーを持ち帰るには、いくら支払う必要があるかを求めます。

2. 解き方の手順

(1) 1200円の中に600円がいくつ含まれるかを計算します。
1200÷600=21200 \div 600 = 2
600円ごとに1個サービスなので、1200円では2個のサービスとなります。
(2) グラフは100円ごとにハンバーガーの個数が示されています。600円ごとにサービスがつくので、
- 100円:1個
- 200円:2個
- 300円:3個
- 400円:4個
- 500円:5個
- 600円:7個(6個+サービス1個)
- 700円:8個
- 800円:9個
- 900円:10個
- 1000円:11個
- 1100円:12個
- 1200円:14個(12個+サービス2個)
(3) サービスされたハンバーガーを含めて100個のハンバーガーを持つためには、まずサービスされるハンバーガーの数を求めます。
600円で1個サービスされるので、サービスされるハンバーガーの個数をxxとすると、購入したハンバーガーの個数は100x100 - xとなります。
購入金額は100(100x)100(100-x)円であり、購入金額が600円の倍数ごとに1個サービスされるので、x=100(100x)600x = \frac{100(100-x)}{600} という関係が成り立ちます。
これを解くと、
600x=100(100x)600x = 100(100-x)
6x=100x6x = 100-x
7x=1007x = 100
x=100714.286x = \frac{100}{7} \approx 14.286
サービスされるハンバーガーの個数は整数なので、サービスされるハンバーガーの個数が14個か15個で考える必要があります。
もし14個のハンバーガーがサービスされるなら、購入するハンバーガーは86個となり、必要な金額は86×100=860086 \times 100 = 8600円。
この場合、600円ごとに1個サービスされるので、サービスされるハンバーガーの個数は8600÷600=14.333...8600 \div 600 = 14.333... となり、14個サービスされるので矛盾しません。
もし15個のハンバーガーがサービスされるなら、購入するハンバーガーは85個となり、必要な金額は85×100=850085 \times 100 = 8500円。
この場合、サービスされるハンバーガーの個数は8500÷600=14.166...8500 \div 600 = 14.166... となり、14個しかサービスされないので、15個サービスされるという仮定は間違っている。
したがって、購入金額は8600円になります。

3. 最終的な答え

(1) 2個
(2) (グラフ省略。解答の手順を参照)
(3) 8600円