(1) ア~エの中から、12の倍数をすべて選ぶ。 ア $2 \times 3 \times 7$ イ $2^2 \times 3 \times 5$ ウ $2 \times 3^2 \times 11$ エ $2^3 \times 3 \times 13$ (2) 165にできるだけ小さい自然数をかけて、18の倍数にするには、どんな数をかければよいか求める。 (3) 540をできるだけ小さい自然数で割って、ある自然数の2乗にするには、どんな数で割ればよいか求める。

算数倍数素因数分解約数整数の性質
2025/8/11

1. 問題の内容

(1) ア~エの中から、12の倍数をすべて選ぶ。
2×3×72 \times 3 \times 7
22×3×52^2 \times 3 \times 5
2×32×112 \times 3^2 \times 11
23×3×132^3 \times 3 \times 13
(2) 165にできるだけ小さい自然数をかけて、18の倍数にするには、どんな数をかければよいか求める。
(3) 540をできるだけ小さい自然数で割って、ある自然数の2乗にするには、どんな数で割ればよいか求める。

2. 解き方の手順

(1) 12の倍数であるためには、12の素因数分解 12=22×312 = 2^2 \times 3 を含む必要がある。
ア:2×3×7=422 \times 3 \times 7 = 42222^2の因子がないので、12の倍数ではない。
イ:22×3×5=602^2 \times 3 \times 5 = 60222^2と3の因子があるので、12の倍数である。
ウ:2×32×11=1982 \times 3^2 \times 11 = 198222^2の因子がないので、12の倍数ではない。
エ:23×3×13=3122^3 \times 3 \times 13 = 312222^2と3の因子があるので、12の倍数である。
(2) 165=3×5×11165 = 3 \times 5 \times 11
18の倍数にするということは、18=2×3218 = 2 \times 3^2の因子を含む必要がある。
165は既に3を含んでいるため、少なくとも3と2を掛ける必要がある。
したがって、求める数は2×3×k2 \times 3 \times k (kは整数)の形になる。最小の自然数なので、2×3=62 \times 3 = 6
165×6=990=18×55165 \times 6 = 990 = 18 \times 55
(3) 540=22×33×5540 = 2^2 \times 3^3 \times 5
ある自然数の2乗にするためには、素因数分解したときの各指数が偶数でなければならない。
540を割って各指数を偶数にするためには、3と5で割れば良い。
540÷(3×5)=540÷15=36=62540 \div (3 \times 5) = 540 \div 15 = 36 = 6^2
したがって、割る数は15である。

3. 最終的な答え

(1) イ、エ
(2) 6
(3) 15

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