(1) 3で割って1余る数について:
まず、100以上200以下の整数で、3で割って1余る数をすべて見つけます。
最小の数は100を3で割った余りが1なので、100です。
最大の数は200を3で割った余りが2なので、200-1=199です。
したがって、数列は100,103,106,…,199となります。 これは初項が100、公差が3の等差数列です。
項数を求めます。199=100+(n−1)×3より、99=(n−1)×3なので、n−1=33となり、n=34です。 等差数列の和の公式Sn=2n(a1+an)より、S34=234(100+199)=234×299=17×299=5083となります。 (2) 2または3の倍数について:
まず、100以上200以下の2の倍数(偶数)の和を求めます。
最小の数は100、最大の数は200です。
数列は100,102,104,…,200となります。 項数を求めます。200=100+(n−1)×2より、100=(n−1)×2なので、n−1=50となり、n=51です。 和はS51=251(100+200)=251×300=51×150=7650です。 次に、100以上200以下の3の倍数の和を求めます。
最小の数は102、最大の数は198です。
数列は102,105,108,…,198となります。 項数を求めます。198=102+(n−1)×3より、96=(n−1)×3なので、n−1=32となり、n=33です。 和はS33=233(102+198)=233×300=33×150=4950です。 2と3の公倍数、つまり6の倍数の和を求めます。
最小の数は102、最大の数は198です。
数列は102,108,114,…,198となります。 項数を求めます。198=102+(n−1)×6より、96=(n−1)×6なので、n−1=16となり、n=17です。 和はS17=217(102+198)=217×300=17×150=2550です。 2または3の倍数の和は、(2の倍数の和)+(3の倍数の和)-(6の倍数の和)で求められます。
7650+4950−2550=10050となります。