100から200までの整数について、以下の2つの問いに答えます。 (1) 3で割ると1余る数の和を求めます。 (2) 2または3の倍数の和を求めます。

算数等差数列倍数
2025/8/11

1. 問題の内容

100から200までの整数について、以下の2つの問いに答えます。
(1) 3で割ると1余る数の和を求めます。
(2) 2または3の倍数の和を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 3で割って1余る数について:
まず、100以上200以下の整数で、3で割って1余る数をすべて見つけます。
最小の数は100を3で割った余りが1なので、100です。
最大の数は200を3で割った余りが2なので、200-1=199です。
したがって、数列は100,103,106,,199100, 103, 106, \dots, 199となります。
これは初項が100、公差が3の等差数列です。
項数を求めます。199=100+(n1)×3199 = 100 + (n-1) \times 3より、99=(n1)×399 = (n-1) \times 3なので、n1=33n-1 = 33となり、n=34n=34です。
等差数列の和の公式Sn=n(a1+an)2S_n = \frac{n(a_1 + a_n)}{2}より、S34=34(100+199)2=34×2992=17×299=5083S_{34} = \frac{34(100+199)}{2} = \frac{34 \times 299}{2} = 17 \times 299 = 5083となります。
(2) 2または3の倍数について:
まず、100以上200以下の2の倍数(偶数)の和を求めます。
最小の数は100、最大の数は200です。
数列は100,102,104,,200100, 102, 104, \dots, 200となります。
項数を求めます。200=100+(n1)×2200 = 100 + (n-1) \times 2より、100=(n1)×2100 = (n-1) \times 2なので、n1=50n-1 = 50となり、n=51n=51です。
和はS51=51(100+200)2=51×3002=51×150=7650S_{51} = \frac{51(100+200)}{2} = \frac{51 \times 300}{2} = 51 \times 150 = 7650です。
次に、100以上200以下の3の倍数の和を求めます。
最小の数は102、最大の数は198です。
数列は102,105,108,,198102, 105, 108, \dots, 198となります。
項数を求めます。198=102+(n1)×3198 = 102 + (n-1) \times 3より、96=(n1)×396 = (n-1) \times 3なので、n1=32n-1 = 32となり、n=33n=33です。
和はS33=33(102+198)2=33×3002=33×150=4950S_{33} = \frac{33(102+198)}{2} = \frac{33 \times 300}{2} = 33 \times 150 = 4950です。
2と3の公倍数、つまり6の倍数の和を求めます。
最小の数は102、最大の数は198です。
数列は102,108,114,,198102, 108, 114, \dots, 198となります。
項数を求めます。198=102+(n1)×6198 = 102 + (n-1) \times 6より、96=(n1)×696 = (n-1) \times 6なので、n1=16n-1 = 16となり、n=17n=17です。
和はS17=17(102+198)2=17×3002=17×150=2550S_{17} = \frac{17(102+198)}{2} = \frac{17 \times 300}{2} = 17 \times 150 = 2550です。
2または3の倍数の和は、(2の倍数の和)+(3の倍数の和)-(6の倍数の和)で求められます。
7650+49502550=100507650 + 4950 - 2550 = 10050となります。

3. 最終的な答え

(1) 3で割って1余る数の和: 5083
(2) 2または3の倍数の和: 10050

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