(1)
点Aのx座標を a、点Bのx座標を b とします。 点Aは放物線 y=41x2 上にあるので、Aの座標は (a,41a2) です。 同様に、点Bの座標は (b,41b2) です。 直線ABの傾きは-1なので、
b−a41b2−41a2=−1 41(b+a)=−1 直線OAの傾きは1なので、a41a2=1、したがって41a=1、a=4 b=−4−a=−4−4=−8 したがって、Aの座標は (4,4)、Bの座標は (−8,16) 直線ABの式は y=−x+c の形であり、A(4, 4)を通るので、 したがって、直線ABの式は y=−x+8 です。 (2)
直線BCの傾きは1なので、直線BCの式は y=x+d の形です。 B(-8, 16)を通るので、16=−8+d、d=24 したがって、直線BCの式は y=x+24 です。 点Cは放物線 y=41x2 と直線BC y=x+24 の交点なので、 41x2=x+24 x2=4x+96 x2−4x−96=0 (x−12)(x+8)=0 x=−8 は点Bのx座標なので、点Cのx座標は12です。 y=x+24=12+24=36 点Cの座標は (12,36) です。 (3)
A(4, 4), B(-8, 16), C(12, 36)
△OAB の面積は、21∣4×16−4×(−8)∣=21∣64+32∣=21×96=48 △ABC の面積は、21∣(4(16−36)+(−8)(36−4)+12(4−16)∣=21∣4(−20)−8(32)+12(−12)∣=21∣−80−256−144∣=21∣−480∣=240 △OAB:△ABC=48:240=1:5 (4)
O(0, 0), A(4, 4), B(-8, 16), C(12, 36)
四角形OACBの面積は △OAB+△ABC+△OAC で求められる。 △OAB=48 △ABC=240 △OAC=21∣4×36−4×12∣=21∣144−48∣=21∣96∣=48 四角形OACBの面積は 48+240=288 または 48+240+48=336 答えが2つあるのはおかしいので、面積を2等分する問題だとすると、四角形OACBの面積はOABとABCの和なので 48+240=288 である。 四角形OACBの面積を2等分する直線の式を y=kx とすると、この直線は四角形OACBの面積の半分である144を通る必要がある。 この直線と放物線の交点は kx=41x2 より x(kx−41x)=0, x=0,4k 直線OAと直線OCの中点を通る直線を考える。直線OAの中点は(2, 2)、直線OCの中点は(6, 18)なので、この点を通る直線は四角形の面積を2等分するとは限らない。