円の中に四角形ABCDがあり、Oは円の中心である。角BACの外角が46°であるとき、角x(角DOCの半分)の大きさを求める。ただし、Aは円と直線の接点である。
2025/8/13
1. 問題の内容
円の中に四角形ABCDがあり、Oは円の中心である。角BACの外角が46°であるとき、角x(角DOCの半分)の大きさを求める。ただし、Aは円と直線の接点である。
2. 解き方の手順
(1) 接弦定理より、である。
外角は隣り合わない内角の和に等しいので、である。
したがって、となる。
(2) はの中心角なので、
となる。
(3) 四角形ABCDは円に内接しているので、とは円の中心Oを一周する角度の一部である。
円の中心角は360度なので、である。
(4) 求める角xは、の半分なので
である。
ただし、中心角の性質よりであり、円周角の定理よりである。
今回は、は円周角に対する中心角であるとみなすことができる。
しかし、は360度よりも小さくないため、は弧CDに対する円周角ではない。
弧BDに対する円周角としてを考えると、となる。
がであるのであれば、円周角として弧CBDに対する円周角が存在し、が成り立つ。しかし、は問題図には示されていない。
ここで、角x()は、に対する円周角である。
つまり、が成り立つ。
であるので、である。
したがって、となる。
(別解)
弧BDに対する円周角は等しいので、である。
である。
である。
3. 最終的な答え
46°