1. 問題の内容
円に内接する三角形があり、円の接線と三角形の一辺が点Aで接している。接線と三角形の辺のなす角が53°のとき、角度 を求める。
2. 解き方の手順
まず、円の接線と弦のなす角の定理を利用します。
この定理によれば、接線と弦のなす角は、その弦に対する円周角と等しくなります。
したがって、点Aにおける接線と、三角形の辺が作る53°の角は、その対辺に対する円周角と等しくなります。
つまり、三角形のもう一つの角も53°です。
三角形の内角の和は180°なので、 は以下の式で求められます。