1, 2, 3, 4の4つの数字を使って3桁の整数を作る問題です。 (1) 同じ数字を繰り返し使っても良い場合に、3桁の整数は何個作れるか。 (2) 異なる3つの数字を使う場合に、3桁の整数は何個作れるか。 (3) (1)の場合の3桁の整数の中から1つを選んだとき、それが2種類の数字から作られる整数である確率を求めよ。
2025/8/13
1. 問題の内容
1, 2, 3, 4の4つの数字を使って3桁の整数を作る問題です。
(1) 同じ数字を繰り返し使っても良い場合に、3桁の整数は何個作れるか。
(2) 異なる3つの数字を使う場合に、3桁の整数は何個作れるか。
(3) (1)の場合の3桁の整数の中から1つを選んだとき、それが2種類の数字から作られる整数である確率を求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
各桁は1, 2, 3, 4のいずれかの数字を選べるので、各桁に4つの選択肢があります。3桁の整数を作るので、それぞれの桁の選択肢の数を掛け合わせます。
(2)
3桁の整数を作るので、百の位、十の位、一の位の順に数字を選んでいきます。
百の位は4つの数字から1つ選ぶので4通り。
十の位は百の位で選んだ数字以外の3つの数字から1つ選ぶので3通り。
一の位は百の位と十の位で選んだ数字以外の2つの数字から1つ選ぶので2通り。
よって、3桁の整数は全部で
個作れます。
(3)
(1)の場合の3桁の整数は全部で64個です。
2種類の数字から作られる整数を数えます。
まず、使う2種類の数字の選び方は 通りです。
選んだ2つの数字をa, bとします。
3桁の整数は、aaa, aab, aba, baa, abb, bab, bba, bbbの8通り作れます。
しかし、aaaとbbbは1種類の数字からなるので、これらを除くと6通りです。
従って、2種類の数字から作られる3桁の整数は 個です。
確率は
3. 最終的な答え
(1) 64個
(2) 24個
(3)