$\triangle EFD$は$\triangle ABC$を点Oを中心として点対称移動させたものであり、$\triangle HIG$は$\triangle EFD$を平行移動させたものである。$\triangle EFD$を平行移動、対称移動、回転移動のいずれかの操作を1回行うだけで、$\triangle HIG$の位置に移したい。どのような移動によってできるか、選択肢の中から選ぶ。

幾何学合同相似図形の移動平行移動点対称移動回転移動対称移動
2025/4/6

1. 問題の内容

EFD\triangle EFDABC\triangle ABCを点Oを中心として点対称移動させたものであり、HIG\triangle HIGEFD\triangle EFDを平行移動させたものである。EFD\triangle EFDを平行移動、対称移動、回転移動のいずれかの操作を1回行うだけで、HIG\triangle HIGの位置に移したい。どのような移動によってできるか、選択肢の中から選ぶ。

2. 解き方の手順

EFD\triangle EFDからHIG\triangle HIGへの移動を考える。
まず、選択肢を検討する。

1. 平行移動:$\triangle EFD$を平行移動させても、$\triangle HIG$の位置に移動できるとは限らない。

2. 線分DFを軸として対称移動:対称移動では、頂点の対応関係が逆になるので、$\triangle HIG$に移動させることはできない。

3. 線分AG, CHの中点を結んだ直線を軸として対称移動:この場合も、頂点の対応関係が逆になるので、$\triangle HIG$に移動させることはできない。

4. 点Oを中心として回転移動:点Oは$\triangle ABC$と$\triangle EFD$の中心である。$\triangle EFD$を回転させても$\triangle HIG$の位置に移動できるとは限らない。

5. 線分AH, BI, CGの交点を中心として回転移動:$\triangle EFD$を平行移動して$\triangle HIG$になったので、$\triangle EFD$の各頂点はそれぞれ同じ方向に同じだけ移動している。$\triangle EFD$から$\triangle HIG$へ移動するには、線分AH, BI, CGの交点を中心とする回転移動になる。AH, BI, CGはそれぞれ平行なので交点はない。

EFD\triangle EFDを平行移動させてHIG\triangle HIGに移動させた場合、線分DEとHI、EFとIG、FDとGHはそれぞれ平行で長さも等しい。
点Oを中心とした回転移動で、EFD\triangle EFDHIG\triangle HIGに移動させることはできない。
線分DFを軸としてEFD\triangle EFDを対称移動しても、HIG\triangle HIGに移動できない。
しかし、問題文からHIG\triangle HIGEFD\triangle EFDを平行移動させたものであるので、EFD\triangle EFDをさらに平行移動させることでHIG\triangle HIGと重ねることができる。

3. 最終的な答え

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