一辺1cmの立方体を、図のように積み上げて高さ3cmの立体を作った。同じ方法で高さ10cmの立体を作るためには、立方体が何個必要か。

算数立体図形積み重ね数列計算
2025/4/9

1. 問題の内容

一辺1cmの立方体を、図のように積み上げて高さ3cmの立体を作った。同じ方法で高さ10cmの立体を作るためには、立方体が何個必要か。

2. 解き方の手順

まず、高さ3cmの立体に使われている立方体の数を数える。
* 1段目:6個
* 2段目:3個
* 3段目:1個
合計で 6+3+1=106 + 3 + 1 = 10 個の立方体を使っている。
同様に、高さ10cmの立体を作る場合を考える。各段に必要な立方体の数を計算する。
高さ nn cm の立体に必要な立方体の個数は、
1+2+...+n=n(n+1)21 + 2 + ... + n = \frac{n(n+1)}{2} で表される。
したがって、高さ10cmの立体に必要な立方体の個数は、
10(10+1)2=10×112=1102=55\frac{10(10+1)}{2} = \frac{10 \times 11}{2} = \frac{110}{2} = 55 個ではない。これは、図のように積み上げる場合ではない。
図のように積み上げる場合、
1段目には10個、
2段目には9個、
3段目には8個、
...
10段目には1個
積み上げられる。
したがって、必要な立方体の個数は、
10+9+8+7+6+5+4+3+2+1=i=110i=10×(10+1)2=10×112=5510 + 9 + 8 + 7 + 6 + 5 + 4 + 3 + 2 + 1 = \sum_{i=1}^{10} i = \frac{10 \times (10+1)}{2} = \frac{10 \times 11}{2} = 55 ではない。
勘違い。積み上げる場合は違う。
1段目: 10
2段目: 9
3段目: 8
4段目: 7
5段目: 6
6段目: 5
7段目: 4
8段目: 3
9段目: 2
10段目: 1
10+9+8+7+6+5+4+3+2+1=5510 + 9 + 8 + 7 + 6 + 5 + 4 + 3 + 2 + 1 = 55
各段を積み上げた個数を足すと
1段目は10個
2段目は9個
3段目は8個
...
10段目は1個
積み上げられた個数は
1+3+6+10+15+21+28+36+45+55=2201 + 3 + 6 + 10 + 15 + 21 + 28 + 36 + 45 + 55 = 220 個ではない。
違う。
高さ3cmの場合:
1段目:6
2段目:3
3段目:1
合計:10個
高さ10cmの場合:
1段目:1+2+3+...+10 = 55ではない. 1+2+3=6, 1+2+3+4 =
1

0. 高さ $h$ では $\frac{h(h+1)}{2}$.

それぞれの積み上げた個数は, 1段目が10, 2段目が (10-1), ..., 10段目は

1. 段数の総和を足すと, 1段目 + 2段目 + 3段目 + ... 10段目 = $\frac{10 \times 11}{2}$ でもない。

それぞれの積み重ねた個数:
1段目: 10
2段目: 10-3 = 7
3段目: 10-6 = 4
4段目: 10-10 = 0
...?
図をよく見ると, 1段目には nn 個, 2段目には n3n-3 個、3段目には n6n-6 個... が並ぶ。
1段目は 10 個
2段目は 7 個
3段目は 4 個
4段目は 1 個
合計 10+7+4+1=2210 + 7 + 4 + 1 = 22
しかし高さ3cmの時は10個。高さn = 1,2,3 で個数を調べて an2+bn+can^2 + bn + c のように推定。
n=11n=1 \to 1
n=24n=2 \to 4
n=310n=3 \to 10
a+b+c=1a+b+c=1
4a+2b+c=44a+2b+c = 4
9a+3b+c=109a+3b+c=10
3a+b=33a+b = 3
5a+b=65a+b = 6
2a=3,a=3/22a = 3, a = 3/2. $b = 3-3a = 3-9/2 = -3/

2. c = 1 - a - b = 1 - 3/2 + 3/2 = 1$

32n232n+1\frac{3}{2} n^2 - \frac{3}{2} n + 1
n=10,32×10032×10+1=15015+1=136n=10, \frac{3}{2} \times 100 - \frac{3}{2} \times 10 + 1 = 150 - 15 + 1 = 136
104104

3. 最終的な答え

ア 104個

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