なめらかな斜面ACがあり、質量40kgの物体をAからCまでゆっくりと引き上げた。物体を引き上げる力Fの大きさを求める問題です。重力加速度は $g = 9.8 m/s^2$ です。答えは有効数字2桁で、$ (1) \times 10^{(2)} N$ の形式で答える。

応用数学力学斜面力のつり合い三角関数物理
2025/3/13

1. 問題の内容

なめらかな斜面ACがあり、質量40kgの物体をAからCまでゆっくりと引き上げた。物体を引き上げる力Fの大きさを求める問題です。重力加速度は g=9.8m/s2g = 9.8 m/s^2 です。答えは有効数字2桁で、(1)×10(2)N (1) \times 10^{(2)} N の形式で答える。

2. 解き方の手順

斜面をゆっくりと引き上げるので、力のつり合いを考えます。重力 mgmg の斜面方向の分力と、引き上げる力 FF が釣り合います。
斜面の角度をθ\thetaとすると、sinθ=6.010\sin\theta = \frac{6.0}{10} となります。
重力の斜面方向の分力は mgsinθmg\sin\theta で表されます。
したがって、F=mgsinθF = mg\sin\theta となります。
F=40×9.8×6.010=40×9.8×0.6=235.2NF = 40 \times 9.8 \times \frac{6.0}{10} = 40 \times 9.8 \times 0.6 = 235.2 N
有効数字2桁で表すと 2.4×102N2.4 \times 10^2 N となります。

3. 最終的な答え

(1) 2.4
(2) 2

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