問題文は以下の通りです。 * 問題4:静止していた自動車が動き出し、45m走るのに、12m/sの速さになった。この間、自動車の加速度は一定であったとして、次の問いに答えよ。 * (1) 加速度の大きさはいくらか。 * (2) 12m/sの速さになるまでに要した時間はいくらか。 * 問題5:10m/sで進んでいた自動車が一定の加速度で速さを増し、30秒後に16m/sの速さになった。 * (1) このときの加速度の大きさを求めよ。 * (2) 自動車が加速している間に進んだ距離を求めよ。 * (3) この自動車が急ブレーキをかけて、一定の加速度で減速し、40m進んで停止した。このときい加速度の向きと大きさを求めよ。

応用数学運動等加速度運動力学物理
2025/4/15

1. 問題の内容

問題文は以下の通りです。
* 問題4:静止していた自動車が動き出し、45m走るのに、12m/sの速さになった。この間、自動車の加速度は一定であったとして、次の問いに答えよ。
* (1) 加速度の大きさはいくらか。
* (2) 12m/sの速さになるまでに要した時間はいくらか。
* 問題5:10m/sで進んでいた自動車が一定の加速度で速さを増し、30秒後に16m/sの速さになった。
* (1) このときの加速度の大きさを求めよ。
* (2) 自動車が加速している間に進んだ距離を求めよ。
* (3) この自動車が急ブレーキをかけて、一定の加速度で減速し、40m進んで停止した。このときい加速度の向きと大きさを求めよ。

2. 解き方の手順

* 問題4(1):
等加速度運動の公式 v2v02=2axv^2 - v_0^2 = 2ax を利用する。
初速度 v0=0v_0 = 0 m/s、最終速度 v=12v = 12 m/s、移動距離 x=45x = 45 mを代入する。
12202=2a4512^2 - 0^2 = 2 \cdot a \cdot 45
144=90a144 = 90a
a=14490=85=1.6a = \frac{144}{90} = \frac{8}{5} = 1.6 m/s2^2
* 問題4(2):
等加速度運動の公式 v=v0+atv = v_0 + at を利用する。
初速度 v0=0v_0 = 0 m/s、最終速度 v=12v = 12 m/s、加速度 a=1.6a = 1.6 m/s2^2を代入する。
12=0+1.6t12 = 0 + 1.6t
t=121.6=12016=304=7.5t = \frac{12}{1.6} = \frac{120}{16} = \frac{30}{4} = 7.5 s
* 問題5(1):
等加速度運動の公式 v=v0+atv = v_0 + at を利用する。
初速度 v0=10v_0 = 10 m/s、最終速度 v=16v = 16 m/s、時間 t=30t = 30 sを代入する。
16=10+a3016 = 10 + a \cdot 30
30a=630a = 6
a=630=15=0.2a = \frac{6}{30} = \frac{1}{5} = 0.2 m/s2^2
* 問題5(2):
等加速度運動の公式 x=v0t+12at2x = v_0t + \frac{1}{2}at^2 を利用する。
初速度 v0=10v_0 = 10 m/s、加速度 a=0.2a = 0.2 m/s2^2、時間 t=30t = 30 sを代入する。
x=1030+120.2302x = 10 \cdot 30 + \frac{1}{2} \cdot 0.2 \cdot 30^2
x=300+0.1900=300+90=390x = 300 + 0.1 \cdot 900 = 300 + 90 = 390 m
* 問題5(3):
等加速度運動の公式 v2v02=2axv^2 - v_0^2 = 2ax を利用する。
最終速度 v=0v = 0 m/s、移動距離 x=40x = 40 m。
02162=2a400^2 - 16^2 = 2a \cdot 40
256=80a-256 = 80a
a=25680=3210=3.2a = \frac{-256}{80} = \frac{-32}{10} = -3.2 m/s2^2
減速しているので、加速度の向きは進行方向と逆向きである。加速度の大きさは 3.23.2 m/s2^2

3. 最終的な答え

* 問題4(1): 1.61.6 m/s2^2
* 問題4(2): 7.57.5 s
* 問題5(1): 0.20.2 m/s2^2
* 問題5(2): 390390 m
* 問題5(3): 進行方向と逆向きに 3.23.2 m/s2^2

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