$a$を定数とする方程式$|2x-3|=5-a$について、以下の問いに答えます。 (1) $x=-4$が解であるときの$a$の値を求め、$a$の値を用いて方程式を解きます。 (2) 方程式が実数解を持たない、$1$つの解を持つ、または$2$つの異なる解を持つときの$a$の条件と解を求めます。 (3) 方程式が$2$つの異なる解を持ち、大きい方の解が不等式$|x+1| \le 6$を満たすときの$a$の範囲を求めます。
2025/4/17
1. 問題の内容
を定数とする方程式について、以下の問いに答えます。
(1) が解であるときのの値を求め、の値を用いて方程式を解きます。
(2) 方程式が実数解を持たない、つの解を持つ、またはつの異なる解を持つときのの条件と解を求めます。
(3) 方程式がつの異なる解を持ち、大きい方の解が不等式を満たすときのの範囲を求めます。
2. 解き方の手順
(1) を方程式に代入してを求めます。
したがって、
のときの方程式は、となります。
または
または
または
よって、とが解となります。
(2) 絶対値の中身が正または負の場合を考えます。
または
または
または
方程式が解を持たない条件は、、つまりのときです。
方程式がつの解を持つ条件は、のときです。
または
のとき、方程式はつの異なる解を持ちます。
と
(3) のとき、との大小関係を調べます。
なので、、したがって
大きい方の解はなので、これがを満たす条件は、、つまり
の条件と合わせて、となります。
3. 最終的な答え
(1) アイ: -6, ウ: 7
(2) エ: 5, オ: 3, カ: 2, キ: 2, ク: 2, ケ: 8, コ: -2, サ: 2
(3) シス: -2, セ: 5