$a, b, c$ を実数の定数とする。$x$ の3次方程式 $x^3 + ax^2 + bx + c = 0$ (1) があり、$x = 2$ を解にもっている。 (1) $c = \text{アイ}a - \text{ウ}b - \text{エ}$ と表されるので、方程式(1)は $(x - \text{オ}) \{x^2 + (a + \text{カ}) x + \text{キ}a - b + \text{ク}\} = 0$ と変形できる。 方程式(1)が $x = 1 + i$ を解にもつとき、$a = \text{ケコ}, b = \text{サ}$ である。 また、方程式(1)が純虚数を解にもつ条件は、$a = \text{シス}, b > \text{セ}$ である。 (2) $b = -3a - 6$ とする。方程式(1)が2重解をもつとき、$a = \text{ソタ}$ である。 方程式(1)が虚数解をもたない条件は、$a \leq \text{チツ}, \text{テト} \leq a$ である。 また、$a \leq \text{チツ}, \text{ラ} \leq a$ のとき、方程式(1)が0以下の解をもたない条件は、$a \geq \text{ナ}$ である。
2025/4/17
はい、承知いたしました。問題を解いていきます。
1. 問題の内容
を実数の定数とする。 の3次方程式 (1) があり、 を解にもっている。
(1) と表されるので、方程式(1)は と変形できる。
方程式(1)が を解にもつとき、 である。
また、方程式(1)が純虚数を解にもつ条件は、 である。
(2) とする。方程式(1)が2重解をもつとき、 である。
方程式(1)が虚数解をもたない条件は、 である。
また、 のとき、方程式(1)が0以下の解をもたない条件は、 である。
2. 解き方の手順
(1) が方程式 の解なので、
したがって、アイ = 4, ウ = 2, エ =
8. 方程式(1)は、$x^3 + ax^2 + bx - 4a - 2b - 8 = 0$
を解に持つので、 で因数分解できる。
したがって、オ = 2, カ = 2, キ = 2, ク =
4. 方程式は、$(x-2)(x^2 + (a+2)x + 2a+b+4) = 0$
方程式(1)が を解にもつとき、 も解にもつ。
が解。
解と係数の関係より
したがって、ケコ = -4, サ =
6.
方程式(1)が純虚数を解にもつとき、純虚数を とすると、
かつ
より または
のとき、 より、
のとき、
が純虚数なので、 かつ
のとき、 より ,
したがって、シス = -2, セ =
0.
(2) とする。
方程式(1)は、
2重解をもつとき、 とならないので、 または
または
のとき、
のとき、
したがって、. ソタ = -3
方程式(1)が虚数解をもたない条件は、 がすべて実数解なので、 に条件はない。
は
したがって、方程式(1)が虚数解をもたない条件は、実数全体。
のとき、方程式(1)が0以下の解をもたない条件は、 がすべて正であればよい。
なので . ナ = -4
3. 最終的な答え
アイ = 4, ウ = 2, エ = 8
オ = 2, カ = 2, キ = 2, ク = 4
ケコ = -4, サ = 6
シス = -2, セ = 0
ソタ = -3
チツ = 記載なし, テト = 記載なし
ナ = -4