3個入り1セット450円と5個入り1セット700円の製品を販売しました。売れた製品の総数は50個で、5個入りセットの方が3個入りセットより多く売れました。どちらのセットも少なくとも1セットは売れたとき、売り上げの合計を求めます。

代数学連立方程式線形計画法整数問題方程式の解法
2025/4/20

1. 問題の内容

3個入り1セット450円と5個入り1セット700円の製品を販売しました。売れた製品の総数は50個で、5個入りセットの方が3個入りセットより多く売れました。どちらのセットも少なくとも1セットは売れたとき、売り上げの合計を求めます。

2. 解き方の手順

まず、3個入りセットの数を xx 、5個入りセットの数を yy とします。
問題文より、以下の条件がわかります。
* 3x+5y=503x + 5y = 50 (売れた製品の総数)
* x1x \geq 1 (3個入りセットは少なくとも1セット売れた)
* y1y \geq 1 (5個入りセットは少なくとも1セット売れた)
* y>xy > x (5個入りセットの方が3個入りセットより多く売れた)
3x=505y3x = 50 - 5yより、x=505y3x = \frac{50-5y}{3}xxは整数なので、505y50-5yは3で割り切れる必要があります。言い換えると、505y0(mod3)50-5y \equiv 0 \pmod{3}です。
502(mod3)50 \equiv 2 \pmod{3}52(mod3)5 \equiv 2 \pmod{3}なので、22y0(mod3)2 - 2y \equiv 0 \pmod{3}。したがって、2y2(mod3)2y \equiv 2 \pmod{3}y1(mod3)y \equiv 1 \pmod{3}となります。
yyが1以上の整数であること、y>xy > xであること、3x+5y=503x + 5y = 50であることから、yyの候補を絞り込みます。
* y=1y = 1 のとき、3x=453x = 45x=15x = 15。このとき、y<xy < xなので不適。
* y=4y = 4 のとき、3x=303x = 30x=10x = 10。このとき、y<xy < xなので不適。
* y=7y = 7 のとき、3x=153x = 15x=5x = 5。このとき、y>xy > xであり、条件を満たします。
* y=10y = 10 のとき、3x=03x = 0x=0x = 0。このとき、x1x \geq 1に反するので不適。
したがって、x=5x = 5y=7y = 7が唯一の解です。
売り上げの合計は、450x+700y=450×5+700×7=2250+4900=7150450x + 700y = 450 \times 5 + 700 \times 7 = 2250 + 4900 = 7150円です。

3. 最終的な答え

7150

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