問題8:
平方根の整数部分を求めるには、その数がどの整数の平方の間にあるかを考える。
(1) 7 の場合、22=4<7<9=32 であるから、2<7<3。よって、7 の整数部分は2。 (2) 26 の場合、52=25<26<36=62 であるから、5<26<6。よって、26 の整数部分は5。 (3) 53 の場合、72=49<53<64=82 であるから、7<53<8。よって、53 の整数部分は7。 問題9:
平方根の中身が 102n≤x<102n+2 であれば、x の整数部分は n+1 桁になる。平方根の中身の桁数から判断する。 問題文の右側にヒントがある。10≤x<100 であれば xは2桁、100≤x<1000 であれば xは3桁、などとなっている。これは100=10, 1000=31.62...などから判断すれば良い。 別の言い方をすると、10kから10k+1になる瞬間の平方根の中身が、102kから102(k+1)になると考えるとわかりやすい。 (1) 1234567 について、1234567は7桁の数である。 1000000≤1234567<10000000 106≤1234567<107 106≤1234567<107 103≤1234567<103.5 1000≤1234567<3162.27... 1234567の整数部分は、1000以上10000未満の数であるから、4桁の数である。 1234567は7桁の数なので、1234567の整数部分は4桁である。 (2) 987654 について、987654は6桁の数である。 100000≤987654<1000000 105≤987654<106 105≤987654<106 102.5≤987654<103 316.22...≤987654<1000 987654の整数部分は、100以上1000未満の数であるから、3桁の数である。 987654は6桁の数なので、987654の整数部分は3桁である。