P地点からQ地点までの距離は3kmである。Aさんは、P地点からR地点まで分速40m、R地点からQ地点まで分速60mで歩いた。帰りは速さを変えずに分速50mで歩いたところ、往復で2時間かかった。P地点からR地点までの道のりをkmで求めよ。

代数学文章問題方程式速さ距離時間
2025/4/26

1. 問題の内容

P地点からQ地点までの距離は3kmである。Aさんは、P地点からR地点まで分速40m、R地点からQ地点まで分速60mで歩いた。帰りは速さを変えずに分速50mで歩いたところ、往復で2時間かかった。P地点からR地点までの道のりをkmで求めよ。

2. 解き方の手順

まず、単位をkm/分に統一する。
分速40m = 0.04km/分
分速60m = 0.06km/分
分速50m = 0.05km/分
P地点からR地点までの距離を xx kmとする。すると、R地点からQ地点までの距離は 3x3-x kmとなる。
往路にかかる時間は、PからRまでが x/0.04x/0.04 分、RからQまでが (3x)/0.06(3-x)/0.06 分。復路にかかる時間は、QからPまでが 3/0.053/0.05 分。
往復にかかる時間の合計は2時間なので、120分である。したがって、以下の式が成り立つ。
x0.04+3x0.06+30.05=120\frac{x}{0.04} + \frac{3-x}{0.06} + \frac{3}{0.05} = 120
この方程式を解く。まず、各項に0.04, 0.06, 0.05の最小公倍数である0.12をかける。
3x+2(3x)+2.4×3=120×0.123x + 2(3-x) + 2.4 \times 3 = 120 \times 0.12
3x+62x+7.2=14.43x + 6 - 2x + 7.2 = 14.4
x=14.467.2x = 14.4 - 6 - 7.2
x=1.2x = 1.2
よって、PからRまでの距離は1.2kmである。

3. 最終的な答え

1. 2 km

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