与えられた二輪車販売台数の構成比の表と、それに関する5つの記述があり、表から判断できる最も妥当な記述を選ぶ問題です。

算数割合計算比較データ分析
2025/4/26

1. 問題の内容

与えられた二輪車販売台数の構成比の表と、それに関する5つの記述があり、表から判断できる最も妥当な記述を選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

各記述について、表のデータと照らし合わせて真偽を判断します。
* **記述1:** 2012年から2015年の間、原付第一種の販売台数は一貫して減少し続けている。
表を見ると、原付第一種の構成比は、2012年から2015年にかけて 61.2% → 56.9% → 55.0% → 52.0% と減少しています。また、販売台数の合計も減少しているため、販売台数も一貫して減少していると言えます。したがって、記述1は正しい可能性があります。
* **記述2:** 2012年から2015年の間、原付第二種の販売台数が最も多かったのは2015年である。
表を見ると、原付第二種の構成比は、2012年から2015年にかけて 22.5% → 24.1% → 23.1% → 25.5% と変化しています。2015年の構成比は最も高いですが、販売台数の合計が2015年は最も少ないため、販売台数で比較する必要があります。
販売台数は、構成比 × 販売台数合計 で求められます。
2012年: 0.225×401895=90426.3750.225 \times 401895 = 90426.375
2013年: 0.241×419398=101074.9180.241 \times 419398 = 101074.918
2014年: 0.231×416723=96263.0130.231 \times 416723 = 96263.013
2015年: 0.255×372696=95037.480.255 \times 372696 = 95037.48
よって、原付第二種の販売台数が最も多かったのは2013年なので、記述2は誤りです。
* **記述3:** 2012年の原付第一種の販売台数は、2015年の小型二輪車の販売台数の10倍以上である。
2012年の原付第一種の販売台数: 0.612×401895=245950.640.612 \times 401895 = 245950.64
2015年の小型二輪車の販売台数: 0.095×372696=35406.120.095 \times 372696 = 35406.12
245950.64/35406.126.9245950.64 / 35406.12 \approx 6.9
2012年の原付第一種の販売台数は、2015年の小型二輪車の販売台数の10倍以上ではないので、記述3は誤りです。
* **記述4:** 2012年から2015年の間、軽二輪車の販売台数は一貫して増加し続けている。
表を見ると、軽二輪車の構成比は、2012年から2015年にかけて 9.9% → 11.4% → 12.7% → 13.0% と増加しています。しかし、販売台数の合計は2012年から2013年に増加し、2013年から2014年に減少、2014年から2015年に減少しています。
2012年: 0.099×401895=39787.6050.099 \times 401895 = 39787.605
2013年: 0.114×419398=47811.3720.114 \times 419398 = 47811.372
2014年: 0.127×416723=52923.7210.127 \times 416723 = 52923.721
2015年: 0.130×372696=48450.480.130 \times 372696 = 48450.48
軽二輪車の販売台数は、2012年から2014年に増加、2014年から2015年に減少しているので、記述4は誤りです。
* **記述5:** 2014年の小型二輪車の販売台数は、前年と比べて1万台以上増加している。
2013年の小型二輪車の販売台数: 0.076×419398=31874.2480.076 \times 419398 = 31874.248
2014年の小型二輪車の販売台数: 0.092×416723=38338.5160.092 \times 416723 = 38338.516
増加量: 38338.51631874.248=6464.26838338.516 - 31874.248 = 6464.268
2014年の小型二輪車の販売台数は、前年と比べて1万台以上増加していないので、記述5は誤りです。

3. 最終的な答え

記述1が最も妥当です。

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