2桁の正の整数のうち、5で割ると2余る数の総和を求める。

算数等差数列整数の性質和の公式計算
2025/5/2

1. 問題の内容

2桁の正の整数のうち、5で割ると2余る数の総和を求める。

2. 解き方の手順

まず、2桁の正の整数で5で割ると2余る数を全て求める。
最小の数は12であり、最大の数は97である。
これらの数は、等差数列をなす。
初項は12、公差は5なので、一般項は an=12+5(n1)a_n = 12 + 5(n-1) と表せる。
an97a_n \le 97 を満たす最大のnを求める。
12+5(n1)9712 + 5(n-1) \le 97
5(n1)855(n-1) \le 85
n117n-1 \le 17
n18n \le 18
したがって、数列は18項からなる。
等差数列の和の公式 Sn=n(a1+an)2S_n = \frac{n(a_1 + a_n)}{2} を用いて、総和を求める。
S18=18(12+97)2S_{18} = \frac{18(12 + 97)}{2}
S18=9(109)S_{18} = 9(109)
S18=981S_{18} = 981

3. 最終的な答え

981

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