1. 問題の内容
20以下の自然数の集合を全体集合とする。2の倍数の集合をA、5の倍数の集合をBとする。このとき、を求めよ。
2. 解き方の手順
を求めるには、和集合の要素の個数の公式を利用する。
まず、を求める。Aは2の倍数の集合なので、20以下の2の倍数は、2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18, 20の10個である。
よって、
次に、を求める。Bは5の倍数の集合なので、20以下の5の倍数は、5, 10, 15, 20の4個である。
よって、
次に、を求める。は、2の倍数かつ5の倍数の集合なので、10の倍数の集合となる。20以下の10の倍数は、10, 20の2個である。
よって、
したがって、
3. 最終的な答え
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