1から9までの数字が書かれた9枚のカードから2枚を取り出す。 (1) 2枚のカードの数字の和が奇数になるような取り出し方は何通りあるか。 (2) 2桁の整数を作るとき、奇数は何通りできるか。 (3) 2桁の整数を作るとき、3の倍数は何通りできるか。
2025/5/6
はい、承知いたしました。問題文を読み解き、丁寧に解説します。
1. 問題の内容
1から9までの数字が書かれた9枚のカードから2枚を取り出す。
(1) 2枚のカードの数字の和が奇数になるような取り出し方は何通りあるか。
(2) 2桁の整数を作るとき、奇数は何通りできるか。
(3) 2桁の整数を作るとき、3の倍数は何通りできるか。
2. 解き方の手順
(1) 2数の和が奇数になる場合
2数の和が奇数になるのは、偶数と奇数の組み合わせのときのみです。
1から9までの数字のうち、偶数は4つ(2, 4, 6, 8)、奇数は5つ(1, 3, 5, 7, 9)です。
したがって、偶数から1つ、奇数から1つを選ぶ組み合わせの数を求めます。
偶数の選び方は4通り、奇数の選び方は5通りなので、積の法則により 通りです。
(2) 2桁の整数で奇数になる場合
2桁の整数を作る場合、十の位と一の位を決めます。
奇数になるのは、一の位が奇数の場合です。一の位は5通りです。
十の位は、一の位で使った数以外の8通りです。
したがって、 通りです。
(3) 2桁の整数で3の倍数になる場合
2桁の整数を作る場合、十の位と一の位を決めます。
3の倍数になるのは、十の位の数と一の位の数の和が3の倍数になる場合です。
1から9までの数字から2つを選んで2桁の整数を作るとき、総数は 通りです。
この中から3の倍数になるものを探します。
具体的な組み合わせを考えると、
(1,2), (1,5), (1,8), (2,1), (2,4), (2,7), (3,6), (3,9), (4,2), (4,5), (4,8), (5,1), (5,4), (5,7), (6,3), (6,9), (7,2), (7,5), (7,8), (8,1), (8,4), (8,7), (9,3), (9,6) の組み合わせです。
これらの組み合わせで2桁の整数を作ると、
12, 15, 18, 21, 24, 27, 36, 39, 42, 45, 48, 51, 54, 57, 63, 69, 72, 75, 78, 81, 84, 87, 93, 96 の24通りです。
3. 最終的な答え
(1) 20通り
(2) 40通り
(3) 24通り