二次関数 $y = x^2 + 2x + 3$ の $-2 \le x \le 2$ における最大値と最小値を求めます。

代数学二次関数最大値最小値平方完成
2025/5/6

1. 問題の内容

二次関数 y=x2+2x+3y = x^2 + 2x + 32x2-2 \le x \le 2 における最大値と最小値を求めます。

2. 解き方の手順

まず、二次関数を平方完成します。
y=x2+2x+3y = x^2 + 2x + 3
y=(x2+2x+1)+31y = (x^2 + 2x + 1) + 3 - 1
y=(x+1)2+2y = (x+1)^2 + 2
この式から、頂点の座標は (1,2)(-1, 2) であることがわかります。また、このグラフは下に凸の放物線です。
次に、定義域 2x2-2 \le x \le 2 の範囲で最大値と最小値を考えます。
頂点のx座標である x=1x = -1 は定義域に含まれています。したがって、x=1x = -1 で最小値をとります。最小値は y=(1+1)2+2=2y = (-1+1)^2 + 2 = 2 です。
最大値は、定義域の端点 x=2x = -2 または x=2x = 2 のどちらかでとります。それぞれのyyの値を計算します。
x=2x = -2 のとき、y=(2)2+2(2)+3=44+3=3y = (-2)^2 + 2(-2) + 3 = 4 - 4 + 3 = 3
x=2x = 2 のとき、y=(2)2+2(2)+3=4+4+3=11y = (2)^2 + 2(2) + 3 = 4 + 4 + 3 = 11
したがって、x=2x = 2 で最大値をとります。最大値は y=11y = 11 です。

3. 最終的な答え

最大値: 11
最小値: 2

「代数学」の関連問題

問題は、式 $2(7x + 2y)$ を計算して簡単にすることです。

式の計算分配法則多項式
2025/5/6

2次関数 $y = ax^2 + bx + c$ のグラフが点 $(4, -4)$ を通り、$x = 2$ で最大値 $8$ をとるとき、定数 $a$, $b$, $c$ の値を求める。

二次関数最大値グラフ頂点
2025/5/6

$P(x) = 3x^4 - x^3 - 4x^2 - x + 3$ と $Q(x) = 3x^5 + 2x^4 - 5x^3 - 5x^2 + 2x + 3$ が与えられたとき、以下の問いに答えます...

多項式因数分解代数方程式相反方程式
2025/5/6

与えられた多項式を、指定された文字について降べきの順に整理し、その文字について何次式であるかを答えます。 (1) $2x^3 + 2xy^2 + x^2y + 1$ [y] (2) $ax^3 - x...

多項式降べきの順次数
2025/5/6

問題19は、与えられた多項式を $x$ に着目して降べきの順に整理し、$x$ について何次式であるかを答える問題です。 問題20は、与えられた単項式を指定された文字に着目したときの次数と係数を答える問...

多項式次数降べきの順文字式
2025/5/6

指定された文字に着目したとき、以下の単項式の次数と係数を求めよ。 (1) $-abx$ [a] (2) $2ax^2y$ [y] (3) $\frac{xy^3z^2}{2}$ [z]

単項式次数係数文字式
2025/5/6

与えられた二次方程式を解の公式を用いて解く問題です。全部で14個の二次方程式があります。

二次方程式解の公式
2025/5/6

与えられた式を展開したときにできる項の数を求めます。 (1) $(a+b)(x+y+z+u)$ (2) $(a+b+c)(p+q)(x+y+z)$

展開多項式
2025/5/6

問題1.(1)は $x^2$ の次数を求める問題です。 問題2.(1)は $2x^2 - 3x + 1$ が $x$ について何次式か答える問題です。

多項式次数単項式多項式の次数
2025/5/6

与えられた二次方程式を解きます。二次方程式の解の公式を使って解く必要があるようです。

二次方程式解の公式
2025/5/6